おわり

もうあの人との子供は産めないんだな。

結婚できたとしても一生添い遂げることは無理だと思ってたけどあの人との子供なら育てられると思ったんだけどな。この気持ちは見ず知らずのひとに否定されるものかもしれないけれど、わたしの大切はもうすでにぼろぼろだから勝手に壊せばいいと思う。わたしはその残骸を掻き集めて立っていたい。

このまま見えないものに押し潰されていくのかな。ひとが簡単にできることを、簡単にできない人生だったことを思い出してしまった。誰のこともすきじゃない。

嘘みたいな日々は嘘じゃない。

誰にも証明できないけれど。